ボケない介護食。
しかも、美味しい。村上 祥子

ボケない介護食。しかも、美味しい。村上 祥子

ボケない介護食。
しかも、美味しい。村上 祥子

¥1,200

とろみ剤不要。塩分、カロリーは気にしない。常備菜と缶詰で、たまには休む。料理家人生50年の村上祥子が、いつもの献立に少しの工夫でできる、介護食作りの目からウロコのアイデアを伝授。ゴールの見えない介護生活を、食から笑顔に変える一冊です。

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〈Content〉


あなたが一生懸命に作ったその介護食、ボケを進行させているかもしれません。


間違いだらけの介護食。真面目な介護者ほど、ボケさせる !?

「誤嚥が怖いから、とろみ剤は欠かせません」「ちゃんと栄養計算して、お皿をたくさん並べてあげます」「お年寄りだし、洋食よりもあっさり味の和食を作っています」「コレステロールが気になるから、卵や乳製品は食べさせていません」「揚げ物 ? とんでもない」「病院でも出されていないのだから、お刺身はダメでしょ ? 」
今現在、在宅介護をされていたり、介護ヘルパーをされている方の多くが、これらの意見に賛同されると思います。
 
また、このルールをちゃんと守る方は、真面目で責任感が強く、ご家族思いの方が多いのではないでしょうか。しかし、一生懸命に栄養計算をして、誤嚥を防ぐためにすべてミキサーにかけて、塩分を気にして薄味にして……さて、おじいちゃん、おばあちゃんは、喜んで食べていますか ? 食欲が落ち、体力も落ちてきているのではないでしょうか。介護者自身はどうでしょう ? 「介護食はこうでなくては」という固定観念に縛られすぎて、疲れてきていませんか ?


介護は特別なものではありません。まずは「美味しく食べてもらう」ことから

10年後の2025年。団塊の世代が75歳を超え、我が国は3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という「大介護時代」を迎えます。介護は特別なものではありません。日常の延長にあるもの。まずは、肩の力を抜きましょう。
介護食は、何よりも「美味しく食べてもらう」ことが重要です。美味しい食事は心を満たし、食べた栄養は体力になります。心と体が元気なことが、ボケを一歩遠ざけるのです。
本書では、「ちゃんと食べてちゃんと生きる」がモットーの料理研究家・村上祥子が、いつもの献立に少しの工夫でできる、美味しい介護食作りの極意を伝授。介護する側・される側の意識を超えて、家族みんなが笑顔になれる、介護生活の“新常識”がここにあります。


<ページサンプル>繊維の多い野菜はピューレ状に、たんぱく質はフレークにして、たくさん作って保存しましょう。これらの常備菜があれば、毎日の栄養管理が楽になります。

<ページサンプル>繊維の多い野菜はピューレ状に、たんぱく質はフレークにして、たくさん作って保存しましょう。これらの常備菜があれば、毎日の栄養管理が楽になります。

<ページサンプル>ご家族も一緒に食べられる揚げ物、洋食、デザートの他、軟飯のアレンジメニューも紹介。お祝いの日は美味しい太巻きを。

<ページサンプル>ご家族も一緒に食べられる揚げ物、洋食、デザートの他、軟飯のアレンジメニューも紹介。お祝いの日は美味しい太巻きを。



◆本書内容◆
第一章 
間違いだらけの介護食 真面目な介護者ほど、ボケさせる ⁉ 
・介護食=病人食ではありません。「〜でなければ」という常識は今すぐ捨てて。
・「何がなんでもとろみ剤」信仰を捨てましょう。 
・噛める力を取り上げてはダメ。誤嚥性肺炎を怖がりすぎてはいませんか ?
・カロリー、塩分、品目数……数字に囚われるのは、やめましょう。
・旨味調味料でもお醤油でも、本人がかけたいなら、さあどうぞ !
・一食三品で大丈夫 ! 品数が多ければいいというわけではない。
・一番大切なのは、一緒に食べるよろこび。特別扱いはしないで。 他

第二章 
村上祥子のボケない介護食10ヵ条

第三章 
簡単。美味しい。これを我が家の定番に !
ムラカミ流 ボケない介護食レシピ

・ムラカミ流介護食の基本① ごはんを炊く
・ムラカミ流介護食の基本② 常備菜を賢く使う
・ムラカミ流介護のお料理レシピ① 栄養価の高い汁物
・ムラカミ流介護のお料理レシピ② 家族も美味しい卵料理
・ムラカミ流介護のお料理レシピ③ 乳製品のとろみを味方に
・ムラカミ流介護のお料理レシピ④ 大好きなものをあきらめない

村上 祥子(むらかみ さちこ)

ムラカミプロフィール写真4

料理研究家。管理栄養士。母校、福岡女子大学で栄養指導実習講座を15年担当。治療食の開発のなかで、油控えめで調理でき、また一人分からでもおいしく手早く作ることのできる電子レンジの特性に着目。以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者となる。糖尿病、生活習慣病予防・改善のためのレシピや、簡単にできるおひとりさまレシピの開発のほか、3歳児からシニア向けまであらゆる場面に応じて電子レンジテクを活用しながら多彩な教室を展開している。日本栄養士会主催の特別保健指導にも講師として参加する。近年では、たまねぎの機能性に着目して開発した「たまねぎ氷」が注目を集めた。





【本書解説】 
精神科学者 功刀 浩
国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第三部部長。医学博士、精神保健指定医、日本精神・神経学会専門医。日本臨床栄養学会認定臨床栄養医。早稲田大学客員教授、山梨大学客員教授、東京医科歯科大学連携教授。日本の精神医学研究をリードする研究者のひとりであり、近年は精神疾患と食事の関連に着目した「精神栄養学」に精力的に取り組んでいる。主な著書に『精神疾患の脳科学講義』(金剛出版)、『図解 やさしくわかる統合失調症』(ナツメ社)、『うつ病の毎日ごはん』(共著、女子栄養大学出版)など。