親の「老い」を受け入れる 下町医師とつどい場おばはんが教える、認知症の親をよくする介護 長尾和宏×丸尾多重子

親の「老い」を受け入れる  下町医師とつどい場おばはんが教える、認知症の親をよくする介護 長尾和宏×丸尾多重子

親の「老い」を受け入れる 下町医師とつどい場おばはんが教える、認知症の親をよくする介護 長尾和宏×丸尾多重子

¥1,300

今の日本人に足りないのは「老い」を受け入れる「心」。
家族の時間は有限。その時間を幸福にするのは子ども次第。

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〈Content〉

下町でたくさんの認知症患者を診ている町医者と、
関西介護界のゴッドマザーが贈る言葉の処方箋!
実践から得た、介護の悩みが軽くなるヒントがいっぱい!


数多くの高齢者と介護する家族を見てきたふたりだから、自信を持って言えること。
認知症の方には……認知症の薬はさじ加減! 介護施設に閉じ込めない! 自由にさせること!
それだけで、本人もご家族も穏やかに過ごせるのです。

親が老いていくということ
それは、自信がなくなるということ
自信がなくなるけど、子どもにだけは強がっていたいということ

親が老いていくということ
それは、もう生きているのは嫌 早く死にたいと言い出すということ
だけどあなたに迷惑をかけたくない気持ちと裏腹かもしれないこと

親が老いていくということ
それは、うとうととする日が多くなってくるということ
この世とあの世の境目が少しずつ曖昧になってくるということ

親が老いていくということ
それは、命の仕舞い方を、あなたに教えてくれているということ
あなたもいつかこうなるのだと それは最後のプレゼント 

「1976年に初めて、自宅で亡くなる人よりも病院で亡くなる人の割合が多くなりました。現在も8割近くの人が、病院や施設で亡くなっているという状況です。
人が自然に老いて亡くなっていく姿が日常から切り離されてしまったことも、老いを忘れた日本人を増やした一因でしょう。
中には、一度も死を見たことがないまま医者になったり介護士になっている人もいます。
市民どころか、医療者や介護職までもが、老いやその先にある死を受け入れられないという、とても奇妙な時代に我々は生きているのです。
しかし、どんなに医療が発展しても人は老いるし、必ず死にます。病気は治療できますが、老いは治療できません。
今、我々日本人に圧倒的に足りないものは、「老い」を受け入れる力なのだと考えます。がんが怖い、認知症が怖い。でもその前に、親の「老い」が超怖い! 
この本は、まず、「老い」を受け入れるということから始めたいのです。」      ―――長尾和宏(まえがきより抜粋)

「親は永遠に歳を取らないものだと思ってもいます。
親の「老い」を考えたことがない人ほど、突然親が倒れたり、認知症と診断されたり、ひとり暮らしが難しそうになれば、「介護保険」を使って、大急ぎで「安心」を手に入れようとします。
でもその「安心」、はたして誰のもの? 本当に親のため? ちょっと深呼吸して、待ってごらん。ゆっくり探せば、手を差し伸べてくれる人はきっといる。
一緒に考えてくれる仲間だっている。親の黄昏時を黄金色にするのは、子どもであるあなた次第です。」     ―――丸尾多重子(あとがきより抜粋)


【本書の内容】
〈はじめに〉「老いを忘れた日本人」長尾和宏
〈第一章〉 長尾和宏×丸尾多重子 対談 『親の介護に正解なんてないんだよ』
〈第二章〉 『親の「老い」を受け入れる』 
「最近、ボケてきたんじゃないの!?」どんなに仲の良い親子間でも、禁句です。/
食事・排泄・移動。この三つの自由を奪わないことが認知症を悪化させないコツ/
介護介護よりも在宅介護のほうが認知症が進まないのは、管理されない分、自由に動けるから/
「胃ろうをしなければ預かれません」という特養とは、こちらからサヨナラを/
「どうして私だけ…」涙が時々出るようになったら、一度親の介護から離れましょう/
ケアマネさんに遠慮は禁物。相性が悪いと思ったら、変更していいのです…他
〈おわりに〉「親子の関係はオニグラスープのように」丸尾多重子

カバーイラスト:tama

老いを受け入れる
老いを受け入れる
老いを受け入れる
老いを受け入れる

長尾医師による詩の朗読PVはこちら!https://www.youtube.com/watch?v=2YXPUuIIvb0

【著者プロフィール】
●長尾和宏(ながお・かずひろ)
長尾クリニック院長、医学博士、医療法人裕和会理事長。1984年東京医科大学卒業、大阪大学第二内科に入局。1995年兵庫県尼崎市で開業。複数医師による年中無休の外来診療と在宅医療に従事。日本尊厳死協会副理事長、日本慢性期医療協会理事、日本ホスピス在宅ケア研究会理事、エンドオブライフ・ケア協会理事、労働衛生コンサルタント、関西国際大学客員教授、東京医科大学客員教授。著書に『「平穏死」10の条件』『抗がん剤10の「やめどき」』『家族よ、ボケと闘うな!』(すべて小社)、『病気の9割は歩くだけで治る!』(山と渓谷社)、『認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?』(現代書林)などがある。

●丸尾多重子(まるお・たえこ)
大阪市生まれ。4年間OLをした後、調理師免許を取得。15年間東京で食関係の仕事に就く。帰阪後10年間で母、兄、父を在宅介護。ヘルパー1級(現・訪問介護員)取得の実習で介護現場の実態を知った憤りから、2004年3月兵庫県西宮市に<つどい場さくらちゃん>を設立。2007年4月NPO化。高齢者はもちろん、介護者や介護従事者らの交流の場を提供し、悩みを分かち合ったりすることで介護者の孤立を防いでいる。愛称「まるちゃん」。著書に『ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!』(小社)、『ボケた家族の愛しかた』(高橋書店)などがある。<つどい場さくらちゃん> http://www.tsudoiba-sakurachan.com/