学校は死に場所じゃない マンガ『ライフ』で読み解くいじめのリアル 藤井 誠二

学校は死に場所じゃない マンガ『ライフ』で読み解くいじめのリアル  藤井 誠二

学校は死に場所じゃない マンガ『ライフ』で読み解くいじめのリアル 藤井 誠二

¥1,200

ドラマ化で話題!
人気マンガ『ライフ』でいじめの実態を読み解く

リアルないじめ描写と、その中で強く闘っていく主人公たちの姿が、女子中高生を中心に話題を呼んでいるマンガ『ライフ』。別冊フレンド(講談社)に連載中で、コミックスの売上は累計700万部を超える人気を誇っています。本書は、その『ライフ』の名シーンとともに、いま学校で起こっているいじめの実態と、いじめ自殺問題を定義。少年犯罪を広く扱ってきたノンフィクション・ライター、藤井誠二が、いじめと直面している子どもたち、そしてその周囲の大人たちに向け、「死ぬな、死なせるな」というメッセージを発信します。待望のドラマ化で注目される中、その放送初日に合わせ発売! この国のすべての「歩」と「未来」に贈る1冊。

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〈Content〉

どうして学校は息苦しいのか、どうして「いじめ」という重い病がはびこって、少なくない死者まで生み出してしまうのか。なぜ普通の子たちがいじめるのか、大人や教師たちはどうして「いじめ」を見て見ぬふりをするのか、「ライフ」を読むと、そんな疑問がひっきりなしに怒りの感情とともに浮かび上がってきます。
 ぼくは、そんな学校の現実をリアルに描いたすえのぶけいこ先生に共感して、『学校は死に場所じゃない』を書きました。この本が皆さんのところに届くように、そして「いじめ自殺」が一日でも早くなくなるように願っています。

――藤井 誠二

 いじめが原因による中高生の自殺が相次いだ2006年。報道の加熱はよくも悪くも世間の関心を集め、いじめ問題を題材にしたテレビドラマも多く放送されました。
 そんな中、今最も女子中高生に支持されているのが、別冊フレンド(講談社)に連載中のマンガ『ライフ』です。壮絶ないじめの描写と、それに立ち向かう主人公・歩たちの姿が共感を呼び、コミックスの売上は累計で700万部以上。待望のドラマ化でさらに注目を集めています。

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 恐喝、集団リンチ、学校裏サイト、言葉の暴力、ハブ、キャラの強要、不登校、リスカ、学校の隠蔽工作、そして自殺……。  本書は、『ライフ』のストーリーと主要シーンを追いながら、『ライフ』読者層である中高生、そして周囲の大人たちに向け、この国にはびこるいじめの実態と、いじめ自殺問題を定義。少年犯罪を見つめ続けてきたノンフィクション・ライター、藤井誠二が、「いじめなんかで死ぬな、死なせるな」というメッセージを発信します。『ライフ』の登場人物に自らを当てはめている人、単純にストーリーを楽しんでいる人、また『ライフ』を知らない大人たち、すべての人に、深刻な現実を知ってほしい。そして当事者はいじめを俯瞰することで、「やり過ごす」術を身につけてほしい。学校という狭い世界の中で苦しんでいる子に、一筋の光が射すことを願い、届ける一冊です。  また、社会学者の宮台真司さん、精神科医の名越康文さんと著者との対談を掲載。テレビのような大メディアでは言えない本音を、藤井氏と闘わせています。

目次

学校は死に場所じゃない――まえがきにかえて
2005年以降に発生した、おもな「いじめ自殺事件」

『ライフ』あらすじ

第1章 友達は、誰?
いじめの新兵器は24時間態勢/青春の落伍者/思い出づくりより「通過」が先/「私ら、友達じゃん」/プリクラ曼荼羅の中心/キャラを演じる怖さ/キャラ立てに失敗するといじめられる?/決死のキャラチェンジ/「コミュニケーション能力格差」/強要されるコミュニケーション/「男子、いじめに関せず」の崩れ/武装する男子のいじめ・連携型女子のいじめ/「男らしさ」の呪縛からの解放/共同体秩序を守るための友達関係/強いられる「優しい関係」

第2章 学校は、いじめ生産工場?
自主性という名のいじめ容認/狭められた子どもの世界/等距離外交の人間関係/学校共同体の呪縛力が強まると/学校を支配する「中間集団の全体主義」/「表情罪」の恐怖/学校は社会に出るための収容所?/いじめへの学校の対応は20年間進歩していない/はっきり言って「教師失格」/学校に、クラスや固定席は要らない/学校での人間関係がきっかけで引きこもりになる/いじめの隠蔽はクラス全員を加害者にする

第3章 いじめに大人はどこまで関われる?
学校に警察を呼ぶということ/学校で罪と罰を教えるべき/学校は自殺の新名所!?/でも、「幽霊」は裁かれない/「親の責任」は社会の方便/いじめ裁判の「和解」のほんとうの意味/恨・学校/「自殺」は復讐になるのか?/すべての学校にソーシャルワーカーを!/教師は生徒の悩みに謙虚であれ/相談力が命を救う/リスカは存在証明/リスカをする子の多くは心療内科に/リスカと親/子どもの問題を直視しない親たち/「あなたがいるから……」

第4章 この国にいる、すべての歩と未来へ
子どもは必ずいじめをする/「相談できる」は強さの証/「死」に耳を傾ける/「かけがえのない一人」と出会う/「一人」から始まる/「無限の世界」が友達/学校は「通過」するところ

[対談]
ゲスト 名越康文さん(精神科医)
「理想的な他者との出会い」

ゲスト 宮台真司さん(首都大学東京教授)
「学校を無痛化することで“いじめ自殺”は解決できるのだろうか」


別冊フレンド (講談社)
http://betsufure.net/

藤井誠二ブログ
http://ameblo.jp/fujii-seiji/


学校は死に場所じゃない ―マンガ『ライフ』で読み解くいじめのリアル

学校は死に場所じゃない ―マンガ『ライフ』で読み解くいじめのリアル

学校は死に場所じゃない ―マンガ『ライフ』で読み解くいじめのリアル