岩下 志麻のきもの語り岩下 志麻 著/カバー撮り下ろし/下村 一喜

岩下 志麻のきもの語り岩下 志麻 著/カバー撮り下ろし/下村 一喜

岩下 志麻のきもの語り岩下 志麻 著/カバー撮り下ろし/下村 一喜

¥3,619

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〈Content〉

着物が似合う女優さんといえば、まず、この方のお名前が挙がることでしょう。粋な着物で啖呵を切るお姿。はんなりとした淡い着物で微笑むお姿。岩下志麻さん以上に着物を着こなし、着物とともに演じてきた女優さんは、きっともう出現しないだろう……それならば、志麻さんの着物の集大成を一冊にまとめたい。そんな願いを志麻さんは心よく受け入れてくださり、一つ一つの写真、一言一言の言葉に心を尽くしてくださいました。そして、美しい本が出来上がりました。

© by 下村一喜

© by 下村一喜

はじめに

若い頃から、公私ともに数え切れないくらい着物を着続けてきました。この着物の歩みや記憶を、何かの形にして残しておきたいと漠然と思っていたところに、出版社の方から「着物の本を作りませんか」というお話をいただき、とても嬉しく、すぐに承諾させていただきました。
自分の着物人生を紐解くと、女優の仕事と共に歩んできていることを、今さらながら実感いたします。着物のあれやこれやを本格的に覚え始めたのも、色や柄や着方の好みやこだわりを方向付けたのも、すべて女優になってからです。
衣装として着る“役の着物”も、役の数だけあらゆるものを着てきました。
こんな私の着物の歩みを、私物の着物と仕事の記録でまとめた本書は、もしかしたら着物通の方には不向きかもしれません。
あくまで、「女優の着物」ですから。
着物に関する蘊蓄などのかわりに、その着物に対する私の思い出や感じたことなどを書かせていただきました。
街行く人たちの中に着物姿を見つけると、なんだか嬉しくなります。
成人式や卒業式のお嬢さんたちのお振袖、夏の浴衣、七五三の親子連れ、春や秋の婚礼シーズンの礼装……etc。
着物には日本の美しい四季が息づいています。
着物は日本の文化の象徴であり、日本人にとって最高の衣装だと思っています。
着物はいつも私を幸せな気持ちにしてくれます。
この本を手にとってくださった皆さまと、この幸せを共有できたら、こんなに嬉しいことはありません。

二○一一年 早春岩下志麻

岩下志麻
本書の内容

第1章 プライベートコレクション
私の衣装箪笥より
紫色は母の色/海を渡った白鷺/幸せのクローバー/母を想い出す日/母娘二代をつなぐ/秋を着こなす/ひと目ぼれした色/色選びの方程式/思い出・花嫁衣裳……… etc 

第2章 着物ショー・カタログ・コマーシャル
女優の着物
鈴乃屋オリジナルコレクション『衣のいのち』より
メナード化粧品より
京都丸紅『きもの志麻』より

第3章 映画
女優の着物II
「極道の妻たち」シリーズより
「桜の樹の下で」より
「あの波の果てまで」より
「京化粧」より

~着物に通じる和の美学~ 陶芸も楽しきものなり

第4章 
アルバムより 折々の着物

着物に目覚めた少女時代/独身時代 自宅のひとコマ/振袖三昧の娘時代/ 昭和のスタイル/ 映画祭にて 外国人好みの着物

岩下志麻 略年譜