フタバスズキリュウ
もうひとつの物語佐藤 たまき

フタバスズキリュウもうひとつの物語佐藤 たまき

フタバスズキリュウ
もうひとつの物語佐藤 たまき

¥1,700

フタバスズキリュウ 発見50年記念出版! 有名竜の名づけ親になった、若き研究者の奮闘の記録

(表示は本体価格です)

〈Content〉

恐竜発掘がまだ「遠い国のはなし」だった時代。
ひとりの化石少年が見つけた巨大生物の骨が、日本中を熱狂させた!
あれから50年ーー
発見から学名記載までの空白の時間にあった、わが国の古生物研究の発展と、
若き首長竜研究者の奮闘の日々。


1968年、高校生の男の子によって発見された首長竜・フタバスズキリュウ。恐竜のような大きな化石は出ないと思われていた当時の日本で、その発見と発掘の物語は、多くの人に夢を与えました。

さて、このフタバスズキリュウには、研究を舞台としたもうひとつの重要な物語があったことをご存知ですか?

発見から学名記載に至るまでの空白の38年と、古生物学者になる夢をまっしぐらに貫き、めぐりめぐって日本一有名な竜の研究をすることになった、駆け出し研究者の奮闘の日々をつづった1冊。初めて明かされる研究の舞台裏、大学の先生ならではの、学びへの助言の数々や人生を生き抜くヒントも。
巻末対談では、化石発見者の鈴木直さん、発掘からプロジェクトを指揮した古生物学界の重鎮・長谷川善和先生、著者とフタバスズキリュウを引き合わせたキーパーソンである科博の人気恐竜博士・真鍋真先生との豪華共演が実現!



 

◆本書内容◆

第1章 フタバスズキリュウの研究に至るまで
恐竜博士になりたくて / 目指すは古生物学者 / 首長竜との出会い / 留学準備 / シンシナティでの暮らし / インターミッション / カナダで首長竜三昧 / 突然、フタバスズキリュウ

第2章 フタバスズキリュウの名づけ親になる
有名竜を記載するということ / 先人の足跡を辿る / 最初の原稿 / 果報は寝て待つ / いよいよお披露目

対談 鈴木 直 × 佐藤たまき
フタバスズキリュウの発見は白亜紀の「窓」を広げた

鼎談 長谷川善和 × 真鍋 真 × 佐藤たまき
フタバスズキリュウ記載までの38年と日本の古生物研究の発展

本書の出版に寄せて
フタバスズキリュウ発見から50年 真鍋 真

◆著者プロフィール◆

佐藤たまき
古生物学者。東京学芸大学准教授。幼いころより古生物が好きで、古生物学者を目指して進学した東京大学理学部地学科で研究対象としての首長竜に出会う。その後、アメリカ、カナダへの留学を経て首長竜の研究で博士号を取得。フタバスズキリュウの研究に参加し、2006年に新属新種とする論文を発表した。カナダ・王立ティレル古生物学博物館、北海道大学、カナダ自然博物館、国立科学博物館での博士研究員を経て、2007年に東京学芸大学に着任、2008年より現職。2016年猿橋賞受賞。