新刊

憎まれて死ぬか、愛されて死ぬか。政治家 石原慎太郎の日々

憎まれて死ぬか、愛されて死ぬか。政治家 石原慎太郎の日々

都知事時代の石原慎太郎と対峙し続けた報道記者が紐解く、あの日・あの時・あの発言!

著者 畑中 秀哉
ジャンル 社会  > 政治・経済
出版年月日 2022/12/20
ISBN 9784893089595
判型・ページ数 4-6・368ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり

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石原慎太郎氏の死後、作家としての生涯に注目がいきがちだが、
本書は、都知事時代の石原氏の仕事を中心に丁寧に紐解き、
政治家 石原慎太郎とは何者だったのか?
にスポットをあてた貴重な一冊。
番記者だった著者だから知っている、あの発言の裏側。


石原さんのイメージは「右派」「保守派」「昭和の頑固親父」……
一般的にはそんなところだろうが、
そんなステレオタイプでは測れない奥深さがあった。

例えば「右派」でありながら、「左派」が支持しそうな
環境問題にも理解を示していたことは、
意外に受け止めていた人も多い。
石原慎太郎という人物は、精巧な面が刻まれた多様な光を放つ
「プリズム」のような存在だったのではないか。

さらに石原さんは生前、人生の引き際について
「死ぬまではやっぱり言いたいこと言って
 やりたいことやって、人から憎まれて死にたい」
と述べる一方、別の機会では
「人に愛されて死にたい」とも語っていた。
「憎まれて」「愛されて」……

これまた石原慎太郎というプリズムがなせる業なのかもしれない。
本書ではその多彩な光を感じていただけると思う。
――― 著者


「どうせみんな、
 早く石原、死にゃいいと
思ってるんだろうけど、
 そうはいかねえぞ。
 俺が死んだら、日本が退屈になるぜ!」
――― 石原慎太郎


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