新刊
戦争は、ひとつの「狂気」から始まる

ジャーナリズムの原点は「命」である。
すべての取材は「命」に繋がり、起因し、主張がある。
だから、その「命」がいとも簡単に、
そして無残にも失われたあの戦争は、永遠のテーマだ。
記者・ジャーナリスト人生を通じて、
あの戦争を、一冊にまとめたいと考えた。
あの戦争を振り返るすべての取材の中で
一貫して私が感じ続けたのが、人間の「狂気」だった。
なぜ戦争に走ったのか。発端は、誰か。
軍部や政府の決定は、たったひとりの「狂気」から暴走した
科学なき決定ではなかったのか。
しかし本書は、過去を振り返るだけの本にはしたくない。
この「狂気」は決してあの戦争で終わったわけではない
ということを伝えたい。
二極化が加速しているわが国でも、
いま再び、ひとつの狂気の火が、燎原の火に変わるのは一瞬だ。
だからこそ、いま、この本を上梓する。
ジャーナリスト 鈴木哲夫
ジャーナリズムと権力が一緒になったとき……
こんなに怖いことはないと思います。
ーー石破茂(最終章インタビューより)
ジャーナリスト鈴木哲夫
渾 身 の 最 新 刊 !
目次
狂 気 Ⅰ
べニア板で船を作る 水上特攻艇「震洋」
狂 気 Ⅱ
ラケットは銃、ボールは弾丸。庭球は戦争なり
狂 気 Ⅲ
無謀な煙幕作戦 原爆が落とされるはずだった場所で
狂 気 Ⅳ
狡猾なプロパガンダ 自由を奪われた「のらくろ」
狂 気 Ⅵ
愛郷無限―――本当の愛国とは何か?
狂 気 Ⅰ
べニア板で船を作る 水上特攻艇「震洋」
狂 気 Ⅱ
ラケットは銃、ボールは弾丸。庭球は戦争なり
狂 気 Ⅲ
無謀な煙幕作戦 原爆が落とされるはずだった場所で
狂 気 Ⅳ
狡猾なプロパガンダ 自由を奪われた「のらくろ」
狂 気 Ⅵ
愛郷無限―――本当の愛国とは何か?























