小説「安楽死特区」

小説「安楽死特区」

東京オリンピックの財政的失敗を抱え、超高齢多死社会に突入した我が国は、社会保障費で崩壊寸前に。そして「禁じ手」に手を出した…

著者 長尾 和宏
ジャンル 健康・医療・介護
文学・芸術 > 小説
長尾和宏の本
出版年月日 2019/12/21
ISBN 9784893089274
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

死にたい、と願うのはエゴですか?
生きていて、と望むのは愛ですか?
~死と向き合っている医師だから書けた、現代人のエゴイズム、そして愛と情~

このごろ、「早く日本でも安楽死を認めてほしい」という人が増えた。
その先にどんな未来が待ち受けているのか、書きたかった。(著者)


あらすじ:2024年、オリンピックで疲弊した東京はすっかり元気を失っていた。
人気女流作家の名をほしいままにしていた澤井真子はアルツハイマー型認知症と診断をされ、
小説が書けなくなる前に死にたいとある決断をする。一方、補助人工心臓手術の名医として
名を上げた尾形紘は、緊急搬送された大手自動車メーカー会長の手術執刀を拒否し、心臓移植
待機中の少女の手術に向かったため、大学病院内外から批判の矢を浴びる。失意の中、医師を
辞める決意をした彼に下されたミッション。それは、安楽死特区の主治医となり自殺幇助に
加担せよ、という受け入れがたいものであった。さらに、かつての東京都知事、池端貴子は
日本初の孤独担当大臣に国から任命されると、末期がんであることを明かし、
「私が、安楽死特区の第一号として死にます」と記者会見を行う…
女と男、それぞれの「死にたい」物語が交差したとき、前代未聞の事件は起きた。
2024年 ~無の明るい夜のために~

女流作家、澤井真子

心臓外科医、尾形紘

女流作家、澤井真子

心臓外科医、尾形紘

旅行写真家、岡藤歩

心臓外科医、尾形紘

女流作家、澤井真子

歌舞伎町の熟年ホスト、鯨井正平

旅行写真家、岡藤歩

女流作家、澤井真子

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