新刊
改訂版 日本尊厳死協会の 最期の望みをかなえるリビングウイルノート
リビングウイルとは?
回復の見込みがなく、
すぐにでも命の灯が消え去ろうとしているときでも、
現代の医療は、あなたを生かし続けることが可能です。
ひとたびこれらの延命措置を始めたら、
はずすことは容易ではありません。
「あらゆる手段を使って、可能な限り生きたい」と思っている
多くの方々の意思も、もちろん尊重されるべきです。
一方「回復の見込みがないのなら、安らかにその時を迎えたい」
と思っている方々も多くいらっしゃいます。元気なうちから、
自分の人生の最期を、どこで、どのようにして迎えたいのかを
元気なうちから記しておく。それが、リビングウイルです。
~あなたの希望を、たくさん書き込める!本書の主な内容~
★教えて!もしものときのこと
超高齢の家族が急変したら?/尊厳死と安楽死はどう違うのですか?/人生の最終段階は、どのような経過をたどるのですか?/十分な緩和医療と尊厳死にはどのような関係があるのですか?
……etc. 高齢の方でもわかりやすい言葉で丁寧に解説します。
★書き込み式!わたしのことを記しましょう。いざという時に必要なことも!
今までのあなたの病気やけがの記録/もしものときに連絡してほしい人/かかりつけ医/介護についての希望/最期のときまでの過ごし方/自分で食べられなくなったとき、どんな方法を希望しますか?
……etc.字が大きく、イラストも豊富。想いをしっかり書き込めます。
★元気なうちから知っておきたい! 医療と介護とお看取りのこと
在宅医療の始め方/介護を受けることになったら/緩和ケアの大切さ/人は死ぬとき、どうなりますか?
……etc. 経験豊富な医師たちによるアドバイスも満載!
★この人に聞きたい! スペシャルインタビュー
“絶好の死に時”があるのではないか
――― 篠田節子さん(作家)
さよならのない別れをどう生き直すのか
――― 柳田邦男さん (ノンフィクション作家)
本書には一般のエンディングノートに掲載されている備忘録、
改訂されたリビングウイルのほか、
日本尊厳死協会に寄せられたご遺族の方々からの
家族を看取った時の体験記を加えました。
ぜひ、この一冊を協会のリビングウイルとともに
常備していただければ幸いです。
――――岩尾聰一郎(公益財団法人 日本尊厳死協会理事長)
日本尊厳死協会監修の本書は、
「命の灯が消えゆくときに医療的な措置をどこまで受けるか」
「自分が大切に思っていることは何か」などを、
イラスト図解と解説できちんとご理解いただき、
ご家族や信頼できる方と一緒に考えながら、
あなたの希望を記入できる作りになっています。
〈リビングウイル〉や〈人生会議〉という言葉を知らない人でも、
この一冊で納得するはずです。
「自分の最期は自分で決める」
と思っているだけでは、うまくいきません。
こんなはずではなかった…
と後悔する前に、ぜひあなたのため、
そして、あなたの大切な人のために
この「リビングウイルノート」を活用してください。