新刊

東京脱出論

東京脱出論

アフターコロナを幸福に暮らすための「場所」「仕事」「生き方」論。人生をリセットするために今すべきこと。

著者 藻谷 浩介
寺本 英仁
ジャンル ビジネス・社会
出版年月日 2020/11/23
ISBN 9784893089366
判型・ページ数 4-6・248ページ
定価 本体1,500円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

「デフレの正体」「里山資本主義」の著者、
 地域エコノミストの藻谷浩介と

 島根県邑南町のスーパー公務員、
 寺本英仁が語る

アフターコロナを幸福に暮らすための
「場所」「仕事」「生き方」論

高い家賃、狭い家、通勤ラッシュ、南海トラフ地震、
コロナのリスク、リストラ、孤独、無駄なマウンティング

…それでも都市に住み続ける意味とは何か。



今、 田舎のほうが、暮らしに誇りが持てる世の中だ。僕は「地方の誇り=ビレッジプライド」だと考えている。これからは、消費に以前ほどの幸せは感じない時代が来るという。それよりも、働くことによって、自分の存在価値を示し、「ビレッジプライド」を自分の心の中に醸成していく時代に変化していっている。そして今こそ、人と人との交流や物流を支えるための「社会資本力」が必要な時期だと思う。地方には、都市部にはない繋がりが従来から残されている。この繋がりこそ、尊い地方の財産だ―――寺本英仁          


「コロナで日本が変わる」というが、本当だろうか。そうではないだろう。新型コロナウイルスが改めて教えてくれるのは、日本がどうにもこうにも「変わろうとしない社会」であるということだ。「日本が変わる」と他人ごとのように言っていないで、この機会に「自分を変える」というところに踏み出さないと、結局何も変わらないし、変えられない。日本が変わるのを待っているのではなく、先に「自分を変える」人が、日本人の中に1%だけでも出てくれば、その1%が、変われない日本を変えていく。―――藻谷浩介 



プロローグ 寺本英仁


第1章 ロックダウンで見えてきた、「都市」対「地方」

 都道府県単位で考えると、間違える

 日本はどこも医療崩壊はしていない

 中国に厳しく、欧米に甘い日本人

 人の恐怖は共同主観

 ロックダウンに意味はあるのか?

 本当に困っている人から助けていく


第2章 自給自足、物々交換、恩送り
   ―─これから生き残る町とは?

 本当は田舎に行きたい東京人

 地方が〝夕張化〟しないためには?

 ふるさと納税と給付金

 人口1万人の町だからできること

 縦割り行政とエゴに走る民間企業

 都会暮らしは、家賃の奴隷

 インバウンドは復活するのか?


第3章 「東京にしかないもの」とは何ですか?

 上京に憧れなくなった若者たち

 会社に行く必要、ありますか?

 それでも都会人にこだわる人のメンタリティ

 地方移住時代のターニングポイントとは?


第4章 リミットは50代! 東京を脱出するために

 間違いだらけの人生トレードオフ!?

 人間の思い込みは100年続く

 人は、畑と友人があれば生きていける

 6回表でゲームオーバーにならないために

 とりあえず、ちょっと田舎に住んでみる


エピローグ 藻谷浩介

ご注文

1,500円+税

カートに入れる

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連書籍

同じジャンルの商品

おすすめ書籍