新刊

オードリー・タンの思考

IQよりも大切なこと

オードリー・タンの思考

台湾在住10年のノンフィクションライターによる独占インタビュー。読んだ人から「可能性」が拡がるアイデア満載の一冊。

著者 近藤 弥生子
ジャンル ビジネス・社会
出版年月日 2021/02/22
ISBN 9784893089403
判型・ページ数 4-6・312ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想


「この新しい本で台湾の人々から日本の友達に
 温かい想いを伝えたいと思います。
 また、国民と政府の協力により、新型コロナウイルスを克服し、
 健康で安全な生活を取り戻すことができると信じています。
 ありがとうございました」  ――オードリー・タン

彼女のことを話すとき、

「IQ180の天才大臣」を枕詞にするのをそろそろやめよう。
オードリー・タンの思考は、そんな数値では語りきれない。
そして、私達ひとりひとりが、彼女の思考を知ることで、
この社会を変えていくヒントを得ることができるだろう。

オードリーはこう言っている。
「情熱や使命感は一定の時間を過ぎると使い終わってしまう
 けれど、楽しさを原動力にすればずっと続けることができる」
 ――まずは、楽しむこと。


オードリー・タン公認本!
台湾在住10年のノンフィクションライターによる独占インタビュー。
オードリー氏が今、台湾政府の中で推進している、
「ソーシャル・イノベーション」を軸に仕事の仕方、コロナ対策、
アイディアを行動に移す方法、人との繋がり方、おすすめのデジタルツール、
これからの社会を良くするために何ができるか? 等々を縦横無尽に、
時にはユーモアを織り交ぜながら語っている。

台湾在住の著者である近藤弥生子氏は、
オードリー氏とその周辺の人達の言葉を一言一言、丁寧に掬い上げて取材。
台湾と日本の垣根を超えて、アフターコロナに私たち一人一人が
どう社会と関わっていけばより良い未来を作れるのか、
多くのヒントを示唆してくれる内容となった。

~彼女の人生をまとめる伝記ではなく、これまでの日々に彼女が何を思い、
どのように考え、どう行動しているかについて考えてみたい。
これが、政治ジャーナリストではなく生活者視点で物書きをしている私が、
本書を書くにあたって大切にしたことである。
本書を手に取ってくださった方の心に、少しでも「何か」が宿ることを願って~ 
 ――著者



はじめに  
 「一人の天才を生むことは難しいが、一人一人の心に小さなオードリー・タンを宿そう」

第1章 
 オードリー・タンという人物、その存在

第2章
 オードリー・タンの生い立ち

第3章
 オードリー・タンの仕事

  1 シビックハッカー・コミュニティ<g0v>への参加と<萌典>2012年末
  2 <ひまわり学生運動> 2014年、春
  3 民間による法規討論プラットフォーム<v Taiwan>設置に、
   外部コンサルタントとして参加 2014年12月~2015年6月
  4 教育改革への貢献 2015年
  5 大臣として掲げる3つのミッション
  6 <総統杯ハッカソン> 2018年~現在
  7 新型コロナウイルス感染症対策 2020年

インタビュー
 ガオ・チャーリャン シビックハッカー・コミュニティ<g0v(零時政府)>発起人
 ジャクリーン・ツァイ オードリーを台湾政府に抜擢した当時の女性閣僚
 ハワード・ウー マスクマップを開発した台南在住のシビックハッカー

第4章
 小唐鳳(小さなオードリー・タン)を心に宿そう

  1 「ハクティビスト」になろう
  2 ソーシャル・イノベーションと、それを理解するためのおすすめ本5冊
  3 使命感や情熱よりも大切なこと
  4 世界の中で「自分の役割」をみつけるには?
  5 人やお金との付き合い方
  6 デジタルツール使用の心得
  7 あなたの助けになる、フレームワークやテクニック
  8 デジタル担当大臣の一日

おわりに




ご注文

1,800円+税

カートに入れる

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

同じジャンルの商品

おすすめ書籍