新刊

恋する化石

「男」と「女」の古生物学

恋する化石

この恐竜は雄か? 雌か? 世界最古のペニスは誰のもの? 化石に残された「性」の痕跡から、古生物たちの男女の物語を読み解く!

著者 土屋 健
ツク之助
ジャンル サイエンス
サイエンス > 絶滅・進化
動物学
動物学 > 恐竜
出版年月日 2021/12/14
ISBN 9784893089465
判型・ページ数 A5・240ページ
定価 本体2,100円+税
在庫 在庫あり

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オス? メス? 化石の性別はどこまでわかる?
恐⻯の恋愛はメスが主導権を握っていた?
ヒモ生活をしていたアンモナイトのオス?
愛撫」と「快楽」の起源は太古の⿂にあった?
哺乳類はいつからおっぱいを飲んでいる
世界最古の「4億年前のペニス」は誰のもの?

化⽯になった動物たちの「男と⼥の物語」が、今ここに蘇る!



今、私たちの世界には当たり前に「男」と「女」がいる。
でもその昔、この地球に生命が誕生したとき、「性」は気配ほども存在していなかった。

「男」と「女」はいつ生まれたのか。

そして「性」に目覚めた生物は、
どのような進化をたどり、この多様性に富んだ世界を作り出してきたのか。



恐竜、アンモナイト、絶滅魚類、哺乳類、介形虫などの古生物たちの化石に残された「性」の痕跡から、「生殖器」や「性的二型」といったオス・メスの特徴、「求愛」「交接」「繁殖」「子育て」といった男女の営みについて、科学の視点から迫る!

 

監修者:
【恐⻯の章①】千葉謙太郎(岡⼭理科⼤学助教)
【恐⻯の章②】田中康平(筑波⼤学助教)
【アンモナイトの章】前田晴良(九州⼤学総合研究博物館教授)
【絶滅⿂類の章】冨田武照(沖縄美ら島財団総合研究センター研究員)
【哺乳類の章】木村由莉(国⽴科学博物館研究員)
【介形⾍の章】神谷隆宏(⾦沢⼤学教授)

イラスト:ツク之助

 


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Chapter1 恐⻯の章①〜恐⻯たちの男と⼥〜
 恐⻯のペニスは化⽯に残らない
 恋の選択権は、雌が握っている
 それは本当に〝性の⾃⼰主張〞なのだろうか?
 出会えなければ、恋も芽⽣えない
 「がっしり」は、性差の決め⼿となるか?
 数こそ〝正義〞
 雌は、わかる
 恐⻯界のロミオとジュリエット

Chapter2 恐⻯の章②〜恐⻯たちの恋愛と⼦づくり〜
 恐⻯は翼で誘う?
 恐⻯たちの〝愛の巣〞
 ⼦育ては、男の仕事?
 ⼦育てのやり⽅は、⼀つじゃない
 孵化⽇数が、絶滅の分⽔嶺に?

Chapter3 アンモナイトの章〜あの殻の性別は?〜
 アンモナイトの〝性交〞
 殻の形が語ることは?
 アンモナイトの⼆次性徴
 アンモナイト類のオスを特定か?
 〝ヒモ⽣活〞をするオトコ⁉
 Kかrか。それが運命の分かれ⽬か

Chapter4 絶滅⿂類の章〜ペニスとセックスの起源〜
 脊椎動物の〝進化の鍵〞を握る「甲冑⿂」
 脊椎動物の「ペニスの起源」
 ペニスは⼀度〝絶滅〞していた⁉
 脊椎動物の「交尾の起源」
 古⽣代のサカナにみる〝男〞と〝⼥〞

Chapter5 哺乳類の章〜ペニスの⾻とミルクの起源〜
 ペニスの⾻
 トゲ付きのペニス(の⾻)
 ⻑さ、太さ、そして、交尾時間
 ペニスの⾻は、〝独⾃進化〞した⾻だった?
 いつから乳を飲んでいる?
 ネアンデルタール⼈の⺟乳⽣活
 他の動物の乳に〝気づいた〞ヒト

Chapter6 介形⾍類の章〜交尾姿勢と精⼦が決める進化〜
 性を有する〝最古〞の化⽯
 どこでコトに及ぶ? それが問題だ
 太古の無性スキャンダル
 精⼦は語る

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