フタバスズキリュウ もうひとつの物語

フタバスズキリュウ もうひとつの物語

発見から学名記載までの空白の時間にあった、わが国の古生物研究の発展と、若き首長竜研究者の奮闘の日々。

著者 佐藤 たまき
かわさき しゅんいち イラスト
ジャンル サイエンス
サイエンス > 博物
サイエンス > 絶滅・進化
動物学
動物学 > 恐竜
出版年月日 2018/08/03
ISBN 9784893089069
判型・ページ数 A5・215ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり

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1968年、高校生の男の子によって発見された首長竜・フタバスズキリュウ。
恐竜のような大きな化石は出ないと思われていた当時の日本で、
その発見と発掘の物語は、多くの人に夢を与えました。


さて、このフタバスズキリュウには、研究を舞台とした
もうひとつの重要な物語があったことをご存知ですか?

発見から学名記載に至るまでの空白の38年と、
古生物学者になる夢をまっしぐらに貫き、
めぐりめぐって日本一有名な竜の研究をすることになった、
駆け出し研究者の奮闘の日々をつづった1冊。


初めて明かされる研究の舞台裏、学びへの助言や人生のヒントも。

巻末対談では、化石発見者の鈴木直さん、
発掘からプロジェクトを指揮した古生物学界の重鎮・長谷川善和先生、
著者とフタバスズキリュウを引き合わせたキーパーソンである
科博の人気恐竜博士・真鍋真先生による豪華共演が実現!
物語のはじめに

第1章 フタバスズキリュウの研究に至るまで
 恐竜博士になりたくて
 目指すは古生物学者
 首長竜との出会い
 留学準備
 シンシナティでの暮らし
 インターミッション
 カナダで首長竜三昧
 突然、フタバスズキリュウ

第2章 フタバスズキリュウの名づけ親になる
 有名竜を記載するということ
 先人の足跡を辿る
 最初の原稿
 果報は寝て待つ
 いよいよお披露目
 
対談 鈴木 直 × 佐藤たまき
 フタバスズキリュウの発見は白亜紀の「窓」を広げた

鼎談 長谷川展善和 × 真鍋 眞 × 佐藤たまき
 フタバスズキリュウ記載までの38年と日本の古生物研究の発展

あとがき

本書の出版に寄せて
 フタバスズキリュウ発見から50年  真鍋 眞

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